“青天の小麦アレルギー” 理想の”使い勝手”を求めたECサイト

FreeGate株式会社
代表取締役 谷本 涼

https://freegate.tokyo/

https://eat-plus.shop/

 「検査の結果、小麦アレルギーです」・・・2019年夏、食物アレルギーを患っていることが判明した谷本涼さん。おいしい食品を探し求めるもなかなか巡り会えない日々が続く中、食物アレルギーに特化したECサイトを運営することを決意。そこに至る“きっかけ”と“ECサイトの使いやすさ”にかける思いを伺った。

#eat+ #イートプラス #ECサイト #小麦アレルギー #食物アレルギー #グルテンフリー #特定原材料 #ロゴ #名刺

「そもそもアレルギーとは?」から事業立ち上げへ

「弊社はアレルギー対応食品に特化したECサイトを運営しています。扱っている商品は約400アイテム。それらを仕入れて、販売しています。」

 「そもそも事業を立ち上げたきっかけですが、もともとアレルギーについて特に何も気にせず、生活していました。2018年頃から、ふとした瞬間に体が痒くなったり蕁麻疹が出たりすることがあり、2~3時間放っておいたら治まるという日々を過ごしました。しかし、その翌年、29歳になって “その日”が訪れました。今まで以上に蕁麻疹が全身に出てしまい意識を失う事態に。2日間入院してしまったんです。原因が分からず、血液検査をしたら“小麦アレルギー”であることが判明しました。今まで当たり前のように食べてきたパン、ラーメン、うどんなどがもう食べられないというショックもありました。しかしそれ以上に、そもそも食物アレルギーに対する知識が全くなく、「アレルギーとは?」という感じでしたね。治るのかどうかも分からない・・・発症する原因も分からない・・・全てが分からないことばかりでしたね。」

 「そこから小麦粉が入っていない“グルテンフリー”と呼ばれる食べ物があると知り、おいしいと言われている“グルテンフリー”のパンや麺を探しましたが、なかなか理想の食品にはたどり着けませんでした。求めているものに対してたどり着けないことに、すごくもどかしさを感じたのと同時に、自分のように困っている人がいるはずだと思い、『だったらいっそのこと自分でストレスフリーな通販サイトをつくろう』と決意しました。」

“使いやすさ”と“透明性”にこだわった「eat+」

 

「“おいしい食品を”を追求するのはもちろん、とにかくこだわったのは“使いやすさ”です。様々な通販サイトを閲覧しましたが、『どれも使いにくい』と感じていました。『あるパンを買いたい』と思い、1つ1つ詳細を見て、裏面に書かれている『これには小麦粉が含まれている、いない』という成分表を拡大して見なければならず、とても面倒でした。というのも、様々な商品が一覧になっているページでは、アレルギーについて詳しく書かれていないんです。」

 「一方、弊社で運営している『eat+(イートプラス)』は商品が一覧になっている時点で、28品目の特定原材料のうち何が入っているのかが、すぐに分かるようにしています。最初から“絞り込み”をつけているので、小麦粉を食べられない人は最初からチェックをつけて、検索をすれば小麦粉が入っていない商品が一度に出てくるシステムを意識して、Webサイト作成しました。』

 「食品は口に入れるもので、Web上では買いたくない人が多く、Web上で食品を販売するのは、相性が悪いと言われています。しかし、そこは安全性や安心感を訴えることが大切だと思っているので、Webサイトを運営する“私自身”がどういう人間なのか、どういう食品を扱っているのかを、より丁寧に細かく説明する。つまり、透明性を示すことを意識していかなければならないと思っています。今後は集客を見込むために、SNSやアレルギーにまつわる体験談を綴ったブログなど、積極的な露出や情報更新を増やしていきたいです。また、今はコロナ禍のためできないですが、弊社が扱う商品が出来上がる過程を撮影させてもらえるよう、メーカーに依頼しています。メーカーからは『感染拡大が落ち着いたら見学できる』と言ってくれているので、そういうところで透明性を見せられたらと考えています。」

“後発国・日本”で最も使いやすいECサイトへ

「コロナ禍ということもあり、実店舗を持ちたいという願望はありません。実店舗を持つことで、家賃などの固定費もかかるため、それらを抑えていきたいというのもあります。実店舗を持つよりも、“オリジナル商品”を作りたいという願望があります。今後2025年頃までには、食物アレルギーについて悩みを抱える誰もがおいしく食べられるものを作って、売りたいです。そのためにもある程度のリピーターを確保しておかなければならないと思っています。」

「日本の10歳以下の10人に1人は、何かしらの食物アレルギーを持っていると言われていて、その全人口は250万人あまりにのぼります。そうした食物アレルギーに困っている子を持つ親たちが、私と同じように販売サイトが使いづらいという経験をしているかもしれません。海外では、食物アレルギーに対する取り組みが進んでいるのに対し、実は日本は遅れている、いわゆる“後発国”なんです。一番にこだわりがあるわけではありませんが、それでも自分が最も使いやすいストレスフリーなWebサイトを作って、多くの人に利用してもらえたらと思っています。」

ITEM / 「ロゴ」「名刺」

 扱っている商品が食品なので、河崎さんには安心感や温かみをイメージさせる“オレンジ”を希望しました。屋号の「Free Gate」は、私自身が小麦アレルギーになったことで、不自由を背負っていますが、“そんな不自由さという『壁』を無くしたい”という意味で「FreeGate = 自由への扉」と名付けました。扉っぽい感じのイメージで、家に頭文字の「F」をつけてもらい、とても弊社のイメージにしっくりきたと感じています。

How To Make / 「ロゴ」「名刺」

 谷本さんのお人柄が伝わるようなロゴにしたいと思い、ご要望でもいただいていた、オレンジをベースに、全体的に親しみやすく温かいロゴに仕上げました。

 私も幼少期は食物アレルギーがあり、母がとても苦労しながらご飯を作ってくれたことを思い出し、食の根本となる家族や家をモチーフにデザインしました。(河崎愛 談)

“青天の小麦アレルギー” 理想の”使い勝手”を求めたECサイト

FreeGate株式会社
代表取締役 谷本 涼

https://freegate.tokyo/

https://eat-plus.shop/

 「検査の結果、小麦アレルギーです」・・・2019年夏、食物アレルギーを患っていることが判明した谷本涼さん。おいしい食品を探し求めるもなかなか巡り会えない日々が続く中、食物アレルギーに特化したECサイトを運営することを決意。そこに至る“きっかけ”と“ECサイトの使いやすさ”にかける思いを伺った。

#eat+ #イートプラス #ECサイト #小麦アレルギー #食物アレルギー #グルテンフリー #特定原材料 #ロゴ #名刺

「そもそもアレルギーとは?」から事業立ち上げへ

「弊社はアレルギー対応食品に特化したECサイトを運営しています。扱っている商品は約400アイテム。それらを仕入れて、販売しています。」

 「そもそも事業を立ち上げたきっかけですが、もともとアレルギーについて特に何も気にせず、生活していました。2018年頃から、ふとした瞬間に体が痒くなったり蕁麻疹が出たりすることがあり、2~3時間放っておいたら治まるという日々を過ごしました。しかし、その翌年、29歳になって “その日”が訪れました。今まで以上に蕁麻疹が全身に出てしまい意識を失う事態に。2日間入院してしまったんです。原因が分からず、血液検査をしたら“小麦アレルギー”であることが判明しました。今まで当たり前のように食べてきたパン、ラーメン、うどんなどがもう食べられないというショックもありました。しかしそれ以上に、そもそも食物アレルギーに対する知識が全くなく、「アレルギーとは?」という感じでしたね。治るのかどうかも分からない・・・発症する原因も分からない・・・全てが分からないことばかりでしたね。」

 「そこから小麦粉が入っていない“グルテンフリー”と呼ばれる食べ物があると知り、おいしいと言われている“グルテンフリー”のパンや麺を探しましたが、なかなか理想の食品にはたどり着けませんでした。求めているものに対してたどり着けないことに、すごくもどかしさを感じたのと同時に、自分のように困っている人がいるはずだと思い、『だったらいっそのこと自分でストレスフリーな通販サイトをつくろう』と決意しました。」

“使いやすさ”と“透明性”にこだわった「eat+」

 

「“おいしい食品を”を追求するのはもちろん、とにかくこだわったのは“使いやすさ”です。様々な通販サイトを閲覧しましたが、『どれも使いにくい』と感じていました。『あるパンを買いたい』と思い、1つ1つ詳細を見て、裏面に書かれている『これには小麦粉が含まれている、いない』という成分表を拡大して見なければならず、とても面倒でした。というのも、様々な商品が一覧になっているページでは、アレルギーについて詳しく書かれていないんです。」

 「一方、弊社で運営している『eat+(イートプラス)』は商品が一覧になっている時点で、28品目の特定原材料のうち何が入っているのかが、すぐに分かるようにしています。最初から“絞り込み”をつけているので、小麦粉を食べられない人は最初からチェックをつけて、検索をすれば小麦粉が入っていない商品が一度に出てくるシステムを意識して、Webサイト作成しました。』

 「食品は口に入れるもので、Web上では買いたくない人が多く、Web上で食品を販売するのは、相性が悪いと言われています。しかし、そこは安全性や安心感を訴えることが大切だと思っているので、Webサイトを運営する“私自身”がどういう人間なのか、どういう食品を扱っているのかを、より丁寧に細かく説明する。つまり、透明性を示すことを意識していかなければならないと思っています。今後は集客を見込むために、SNSやアレルギーにまつわる体験談を綴ったブログなど、積極的な露出や情報更新を増やしていきたいです。また、今はコロナ禍のためできないですが、弊社が扱う商品が出来上がる過程を撮影させてもらえるよう、メーカーに依頼しています。メーカーからは『感染拡大が落ち着いたら見学できる』と言ってくれているので、そういうところで透明性を見せられたらと考えています。」

“後発国・日本”で最も使いやすいECサイトへ

「コロナ禍ということもあり、実店舗を持ちたいという願望はありません。実店舗を持つことで、家賃などの固定費もかかるため、それらを抑えていきたいというのもあります。実店舗を持つよりも、“オリジナル商品”を作りたいという願望があります。今後2025年頃までには、食物アレルギーについて悩みを抱える誰もがおいしく食べられるものを作って、売りたいです。そのためにもある程度のリピーターを確保しておかなければならないと思っています。」

「日本の10歳以下の10人に1人は、何かしらの食物アレルギーを持っていると言われていて、その全人口は250万人あまりにのぼります。そうした食物アレルギーに困っている子を持つ親たちが、私と同じように販売サイトが使いづらいという経験をしているかもしれません。海外では、食物アレルギーに対する取り組みが進んでいるのに対し、実は日本は遅れている、いわゆる“後発国”なんです。一番にこだわりがあるわけではありませんが、それでも自分が最も使いやすいストレスフリーなWebサイトを作って、多くの人に利用してもらえたらと思っています。」

ITEM / 「ロゴ」「名刺」

 扱っている商品が食品なので、河崎さんには安心感や温かみをイメージさせる“オレンジ”を希望しました。屋号の「Free Gate」は、私自身が小麦アレルギーになったことで、不自由を背負っていますが、“そんな不自由さという『壁』を無くしたい”という意味で「FreeGate = 自由への扉」と名付けました。扉っぽい感じのイメージで、家に頭文字の「F」をつけてもらい、とても弊社のイメージにしっくりきたと感じています。

How To Make / 「ロゴ」「名刺」

 谷本さんのお人柄が伝わるようなロゴにしたいと思い、ご要望でもいただいていた、オレンジをベースに、全体的に親しみやすく温かいロゴに仕上げました。

 私も幼少期は食物アレルギーがあり、母がとても苦労しながらご飯を作ってくれたことを思い出し、食の根本となる家族や家をモチーフにデザインしました。(河崎愛 談)