“新規顧客とのつながり”で気づいた広告の“醍醐味”

株式会社Wyn

代表取締役 小出 卓磨

 広告・マーケティングに関する事業を展開する小出卓磨さん。留学先で「モノ作り」を夢見る学生たちの“盲点”に注目し広告代理店に就職しました。独立後に洗礼を浴びた“失敗”とそこから学んだ“発想力やコミュニケーションの重要性”、そして今後の展望にかける思いを伺った。

#広告 #マーケティング #ブランディング #コンサルティング #IT #PR #留学 #モノ作り #発想力 #コミュニケーション能力 #デザイン #コミュニケーションデザイン #クリエイティブ

「弊社は広告とマーケティングコミュニケーションに関する事業を展開しています。設立は2020年7月。コロナ禍で世の中が大きく変わる時でした。そういう時代の中で、依頼する顧客が扱う商品を手に取るお客様の購買意欲や商品に対する理解を促すサポートしています。」

“新規顧客との繋がり”を求めて独立

「こうした領域に興味を持ったきっかけは、大学時代にさかのぼります。私は大学時代を米国サンフランシスコのシリコンバレー近郊で過ごしました。そこはGoogleやfacebookなど、世界を代表する企業の本社が立ち並ぶエリアで、事業を立ち上げることに対して意気込みを持つ人が集まっていました。それは学生にも言えることで、学業と並行しつつ事業を立ち上げ、失敗を経験したり、今後の展望を考えたりしている人が多かったです。そういった人たちが『モノを作る』ことに対して野心を燃やす一方、『出来上がった商品が世間にどう思われるのか』『世間にどういうイメージをつけていきたいのか』まで戦略を練られている人はあまりいないように感じていました。つまり『モノを作る』ことに手一杯になってしまっていたんです。そこで私は、自分が作る商品のイメージ、会社のイメージを何としてでも自らの手で作りたくて、“広告”に興味を持ちました。たとえ『モノを作った』としても、人に知ってもらわないと売れません。出来上がった商品を認知させたり、人の目に止まらせたり、違いをわかってもらったりすることで売り上げにつながっていきます。そういったノウハウを習得するため、帰国後、総合広告代理店の博報堂に入社しました。」

「博報堂に在籍していた頃の多くの業務は、既存の顧客に対してサポートする案件でした。もちろんそれも大事なことではありますが、この仕事でもう1つ重要なことは、新たな顧客を自らの手で見つけて課題を解決していくことです。そういったことをしたいという思いと、『自分自身で何かを成し遂げたい』と“とがった考え方”もあり退職。独立を果たしたんです。」

”失敗“から学んだ「発想力」と「コミュニケーション能力」

「顧客からの依頼は、まさに“十人十色”です。『これぐらいの予算しかないがこういうところまでやりたい』という要望に対して、最大限を見つけるのは非常に難しくもあり、やりがいを感じるところもでもあります。」

「弊社で高くご評価いただいた案件として、“某食品ブランド”の事例をお話します。その顧客からは『新商品の“ピザ生地”に対して新たなキャンペーンを仕掛けたい』と依頼がありました。当時、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言下で、子どもを屋外で遊ばせることが躊躇われる時期だったため、『家で親とその子どもが一緒にピザ作りを楽しんでもらいたい』という与件でした。それに対し、弊社はWeb上に『ランダムにピザの上に乗る具材が選ばれる』システムを提案・開発。また、『出来上がったピザをSNSに投稿すると懸賞品が当たる』というキャンペーンも打ち出しました。結果的に、食品メーカーからはもちろん、ピザ生地を買ったお客様からも好評をいただきました。多くの子どもがピザ作りに励む写真を送ってもらえたので、とてもうれしかったですね。その食品メーカーには、他の商品やメディア関連でサポートしています。」

「一方、“今後の課題”として学んだ事例もあります。顧客は“某複合商業施設”を運営する会社で、アニバーサリーに合わせて、空間演出の提案をさせてもらいました。実現するために最適なメンバーで臨み提案しましたが、結論から言うと、その運営会社は弊社の提案を飲みませんでした。運営会社側は自らのWebサイトやSNSが、あまり波及力がないことに課題を感じていて、それを踏まえたプランを弊社が盛り込みきれておりませんでした。つまり、アニバーサリーについて、世の中に発信していくための“発信力”が自社のメディアにはなく、そういったところの発信も含めて提案すれば気に入っていただけたのだろうなと思いました。この経験から、『作ったものをお客様に知ってもらい、実際に来店してもらう』『作ったものに対して印象に残す』ところまで、お客様だけではなく、案件を持ちかけてくださる顧客に対しても提案することが、すごく大事だと改めて考えさせられました。」

「そうした経験から、顧客に対して弊社が“これ”を提案した時に、追加で“こういう質問”が来るんじゃないかと客観的に想像し、顧客の想像を上回る提案をすることを目指すようになりました。また、コミュニケーションを密にとらなければならないと、すごく感じましたね。最近はオンラインでの打ち合わせが多くなり、顧客と直接会いにくい文化です。やはり、オンライン上では“表面的なこと”しか聞けませんし、直接会うからこそ顧客の人柄や個性が分かります。とはいえ、やはりこの業界は信頼が命なので、たとえオンラインだとしても、自分自身をアピールし頼りがいがありそうだと思ってもらうことがすごく重要だと思っています。そのため、Zoomに限らず、LINEで気軽に相談に乗ることもしています。仕事上のことだけじゃなくてプライベートな話なんかもしたりするので、畏まったメールなどのやりとりよりも、ほんとに気軽に相談に乗れるようなパートナーになれたなって思える一つのベンチマークに勝手になっています。(笑)

実績を積んだ人材こそ“会社の宝”

「私が仕事をする上で大事にしているのは“発信力”です。マーケティングやプロモーションなどの広告領域では、どういうクリエイティブにするかで、それを受け止める人の反応は全く異なってくると考えています。キャッチコピー1つで『この商品のことだ』とすぐに繋げられるぐらいのアイデアが大事だとも思っています。」

「他にも大事にしているのは、一緒にいるメンバーの経験やレベルです。例えば、顧客が『ハワイ風の家を作りたい』『ハワイ風の家にリフォームしたい』と思ったとします。それなら、ハワイ風の家をいっぱい手掛けた経験のある人に頼みたいと思いますよね。大手企業に頼んでももちろんいいですが、誰が手を動かしているかってわかりにくくなるかもしれないし、お客にとっては誰がやってくれるかは依頼するかを決める重要な要素かなと思います。」

「つまり、実績が重要で、実績があるからこそ、信用にもなってくるわけです。マーケティングはアイデアに起因するところも大きいため、私は今後も“人”を中心に置いて、会社を大きくしていきたいと思っています。」

「そうした“スーパーマーケティング・チーム”と一緒に、今後は世の中に“弊社で扱う商品”を発信していきたいと思っています。外部に頼るのではなく、自社の中で信頼の置けるメンバーと信頼の置ける戦略のもと、様々なサービスを作りたいです。世の中に需要があるもの、例えば、ITでもいいし美容関連・食べ物など様々な領域にポテンシャルを見つけていきたいですね。弊社は広告やマーケティングに留まるつもりは全くなく、常に進化を続けていきたいと考えています。」

MIKANとの“繋がり” / デザイン製作

「河崎さんとは2021年夏ごろから付き合いで、某大手企業のデザイン製作を依頼しています。その顧客からは、ほぼ毎月依頼があります。継続的に依頼をいただけているのは、河崎さんの手掛けるデザインを、非常に気に入ってくれているからだと思うんです。弊社が河崎さんに依頼するのは、仕事の質ももちろん、スケジュールを守ってくれたり、たとえタイトなスケジュールでも必死に応えたりしてくれるからです。」

「顧客は弊社と向き合っているため、弊社の評価となりますが、弊社が良い評価を受けることは、河崎さんが良い仕事をしてくれているからこそだと思っています。今後も河崎さんとは“パートナー”として継続的に依頼をしたいです。」

小出さんとの“繋がり”

一般的な製作会社では、単発またはその時々に応じて製作の依頼をお受けすることが多いと思います。一方、小出さんの場合、継続的にご依頼いただけているため「末永くお付き合いすることを大切にする」小出さんの人柄が伝わる仕事の仕方に、私自身とても勉強になっています。ユーザーやクライアント視点だけでなくクリエイター視点にも立って、いつも丁寧に仕事をされていて、とても感謝しています。今後とも、小出さんを通じてお客様の心を動かせるモノづくりをしていきたいです。(河崎愛 談)

“新規顧客とのつながり”で気づいた広告の“醍醐味”

株式会社Wyn

代表取締役 小出 卓磨

 広告・マーケティングに関する事業を展開する小出卓磨さん。留学先で「モノ作り」を夢見る学生たちの“盲点”に注目し広告代理店に就職しました。独立後に洗礼を浴びた“失敗”とそこから学んだ“発想力やコミュニケーションの重要性”、そして今後の展望にかける思いを伺った。

#広告 #マーケティング #ブランディング #コンサルティング #IT #PR #留学 #モノ作り #発想力 #コミュニケーション能力 #デザイン #コミュニケーションデザイン #クリエイティブ

「弊社は広告とマーケティングコミュニケーションに関する事業を展開しています。設立は2020年7月。コロナ禍で世の中が大きく変わる時でした。そういう時代の中で、依頼する顧客が扱う商品を手に取るお客様の購買意欲や商品に対する理解を促すサポートしています。」

“新規顧客との繋がり”を求めて独立

「こうした領域に興味を持ったきっかけは、大学時代にさかのぼります。私は大学時代を米国サンフランシスコのシリコンバレー近郊で過ごしました。そこはGoogleやfacebookなど、世界を代表する企業の本社が立ち並ぶエリアで、事業を立ち上げることに対して意気込みを持つ人が集まっていました。それは学生にも言えることで、学業と並行しつつ事業を立ち上げ、失敗を経験したり、今後の展望を考えたりしている人が多かったです。そういった人たちが『モノを作る』ことに対して野心を燃やす一方、『出来上がった商品が世間にどう思われるのか』『世間にどういうイメージをつけていきたいのか』まで戦略を練られている人はあまりいないように感じていました。つまり『モノを作る』ことに手一杯になってしまっていたんです。そこで私は、自分が作る商品のイメージ、会社のイメージを何としてでも自らの手で作りたくて、“広告”に興味を持ちました。たとえ『モノを作った』としても、人に知ってもらわないと売れません。出来上がった商品を認知させたり、人の目に止まらせたり、違いをわかってもらったりすることで売り上げにつながっていきます。そういったノウハウを習得するため、帰国後、総合広告代理店の博報堂に入社しました。」

「博報堂に在籍していた頃の多くの業務は、既存の顧客に対してサポートする案件でした。もちろんそれも大事なことではありますが、この仕事でもう1つ重要なことは、新たな顧客を自らの手で見つけて課題を解決していくことです。そういったことをしたいという思いと、『自分自身で何かを成し遂げたい』と“とがった考え方”もあり退職。独立を果たしたんです。」

”失敗“から学んだ「発想力」と「コミュニケーション能力」

「顧客からの依頼は、まさに“十人十色”です。『これぐらいの予算しかないがこういうところまでやりたい』という要望に対して、最大限を見つけるのは非常に難しくもあり、やりがいを感じるところもでもあります。」

「弊社で高くご評価いただいた案件として、“某食品ブランド”の事例をお話します。その顧客からは『新商品の“ピザ生地”に対して新たなキャンペーンを仕掛けたい』と依頼がありました。当時、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言下で、子どもを屋外で遊ばせることが躊躇われる時期だったため、『家で親とその子どもが一緒にピザ作りを楽しんでもらいたい』という与件でした。それに対し、弊社はWeb上に『ランダムにピザの上に乗る具材が選ばれる』システムを提案・開発。また、『出来上がったピザをSNSに投稿すると懸賞品が当たる』というキャンペーンも打ち出しました。結果的に、食品メーカーからはもちろん、ピザ生地を買ったお客様からも好評をいただきました。多くの子どもがピザ作りに励む写真を送ってもらえたので、とてもうれしかったですね。その食品メーカーには、他の商品やメディア関連でサポートしています。」

「一方、“今後の課題”として学んだ事例もあります。顧客は“某複合商業施設”を運営する会社で、アニバーサリーに合わせて、空間演出の提案をさせてもらいました。実現するために最適なメンバーで臨み提案しましたが、結論から言うと、その運営会社は弊社の提案を飲みませんでした。運営会社側は自らのWebサイトやSNSが、あまり波及力がないことに課題を感じていて、それを踏まえたプランを弊社が盛り込みきれておりませんでした。つまり、アニバーサリーについて、世の中に発信していくための“発信力”が自社のメディアにはなく、そういったところの発信も含めて提案すれば気に入っていただけたのだろうなと思いました。この経験から、『作ったものをお客様に知ってもらい、実際に来店してもらう』『作ったものに対して印象に残す』ところまで、お客様だけではなく、案件を持ちかけてくださる顧客に対しても提案することが、すごく大事だと改めて考えさせられました。」

「そうした経験から、顧客に対して弊社が“これ”を提案した時に、追加で“こういう質問”が来るんじゃないかと客観的に想像し、顧客の想像を上回る提案をすることを目指すようになりました。また、コミュニケーションを密にとらなければならないと、すごく感じましたね。最近はオンラインでの打ち合わせが多くなり、顧客と直接会いにくい文化です。やはり、オンライン上では“表面的なこと”しか聞けませんし、直接会うからこそ顧客の人柄や個性が分かります。とはいえ、やはりこの業界は信頼が命なので、たとえオンラインだとしても、自分自身をアピールし頼りがいがありそうだと思ってもらうことがすごく重要だと思っています。そのため、Zoomに限らず、LINEで気軽に相談に乗ることもしています。仕事上のことだけじゃなくてプライベートな話なんかもしたりするので、畏まったメールなどのやりとりよりも、ほんとに気軽に相談に乗れるようなパートナーになれたなって思える一つのベンチマークに勝手になっています。(笑)

実績を積んだ人材こそ“会社の宝”

「私が仕事をする上で大事にしているのは“発信力”です。マーケティングやプロモーションなどの広告領域では、どういうクリエイティブにするかで、それを受け止める人の反応は全く異なってくると考えています。キャッチコピー1つで『この商品のことだ』とすぐに繋げられるぐらいのアイデアが大事だとも思っています。」

「他にも大事にしているのは、一緒にいるメンバーの経験やレベルです。例えば、顧客が『ハワイ風の家を作りたい』『ハワイ風の家にリフォームしたい』と思ったとします。それなら、ハワイ風の家をいっぱい手掛けた経験のある人に頼みたいと思いますよね。大手企業に頼んでももちろんいいですが、誰が手を動かしているかってわかりにくくなるかもしれないし、お客にとっては誰がやってくれるかは依頼するかを決める重要な要素かなと思います。」

「つまり、実績が重要で、実績があるからこそ、信用にもなってくるわけです。マーケティングはアイデアに起因するところも大きいため、私は今後も“人”を中心に置いて、会社を大きくしていきたいと思っています。」

「そうした“スーパーマーケティング・チーム”と一緒に、今後は世の中に“弊社で扱う商品”を発信していきたいと思っています。外部に頼るのではなく、自社の中で信頼の置けるメンバーと信頼の置ける戦略のもと、様々なサービスを作りたいです。世の中に需要があるもの、例えば、ITでもいいし美容関連・食べ物など様々な領域にポテンシャルを見つけていきたいですね。弊社は広告やマーケティングに留まるつもりは全くなく、常に進化を続けていきたいと考えています。」

MIKANとの“繋がり” / デザイン製作

「河崎さんとは2021年夏ごろから付き合いで、某大手企業のデザイン製作を依頼しています。その顧客からは、ほぼ毎月依頼があります。継続的に依頼をいただけているのは、河崎さんの手掛けるデザインを、非常に気に入ってくれているからだと思うんです。弊社が河崎さんに依頼するのは、仕事の質ももちろん、スケジュールを守ってくれたり、たとえタイトなスケジュールでも必死に応えたりしてくれるからです。」

「顧客は弊社と向き合っているため、弊社の評価となりますが、弊社が良い評価を受けることは、河崎さんが良い仕事をしてくれているからこそだと思っています。今後も河崎さんとは“パートナー”として継続的に依頼をしたいです。」

小出さんとの“繋がり”

一般的な製作会社では、単発またはその時々に応じて製作の依頼をお受けすることが多いと思います。一方、小出さんの場合、継続的にご依頼いただけているため「末永くお付き合いすることを大切にする」小出さんの人柄が伝わる仕事の仕方に、私自身とても勉強になっています。ユーザーやクライアント視点だけでなくクリエイター視点にも立って、いつも丁寧に仕事をされていて、とても感謝しています。今後とも、小出さんを通じてお客様の心を動かせるモノづくりをしていきたいです。(河崎愛 談)